紫陽花
梅雨の雨が降る夜、蒲生野の湯に入る。
雨よけの為に、露天の天井に張られたよしずに雨の飛沫が跳ね返っている。それに夜の湿った空気。
露天風呂の良い点は、こんなふうに屋外の自然を直接感じられる所でしょうな。
いつぞや中空にかかるお月さんが移動するのをずっと湯に浸かって眺めていたこともあります。
勿論、泉質も大切で、「蒲生野」の湯は結構気に入ってます。中でも源泉のみの湯船は人気でいつも人が入っていて、この夜は「業の者の読書人」が、文庫本を持って湯に浸かってはりました。
コレ、本読みとして一度はやってみたいんですが、やっぱり紙が水に濡れた状況を想像すると出来ませんな。
しかし露天で読書、、風情ですな。
ところで梅雨の風情と言えば紫陽花。
紫陽花は、雨に似合う花ってことなんですが、実際の所、雨の日にその風情をじっくりと楽しめる人は、少ないと思うんですよね。
まああって、通勤・通学途中に庭先や道ばたに咲いているものを、傘の下からちらりと眺める程度じゃないですか。
逆に、それだから紫陽花の華やかさが、鬱陶しい梅雨の暗い光景に映えて見えるのかも知れませんが。
当たり前の話なんですが、花は人に見て貰う為に咲いているわけじゃないけれど、人はこれを見て綺麗だと感じる。考えてみれば、不思議な結びつきですな。
慧蔵の庭では、小株ながら紫陽花があってこれが室内のガラス戸からよく見えます。
花弁は鮮やかすぎるぐらいの紫と青で、茎も葉も雑草のごとき力強さで生い茂っております。
時々、その側の置き石に、これも又、鮮やかな黄緑色のちび助アマガエルがじっとしていたりなかなかオツなもんです。
オハグロの
留まる紫
天の川
PS 上の二枚の写真は 6月中旬の「もりやま芦刈園」で撮ったものです。(ケータイ付属のカメラなので画像はもう一つですが、)
この週は梅雨とは思えないほど晴天の酷暑が続き、紫陽花もかなりばててました。
スプリンクラーだけが空しく回り続ける中、訪れていた団体さんの時ならぬ「琵琶湖周航の歌」の合唱が園内に響き渡っておりました。
この後、訪れたのが「もりやまバラ・ハーブ園」。
結構、プチ観光ポイントが点在してるのが湖東なんですね。
ハーブと薔薇がメインという事なんですが、薔薇はこの規模の植物園としてはかなり充実しているんじゃないかと思いました。
それとここで吃驚したのが、アーティチョーク。
食材としては何度か見たことがあるんですが、実際、地面から生えている状態でのアーティチョークは初めてで、ちょっと驚かせられました。
まあ元は野生のアザミであったとのこと、そう思えば判らなくはない姿形なんですが、、。
参考資料
もりやま芦刈園(アジサイ園)
滋賀県守山市杉江町
もりやまバラ・ハーブ園
滋賀県守山市幸津川町2840
蒲生野の湯
滋賀県蒲生郡竜王町山之上7104-1
詳しくはご自分で調べてください。上の二カ所については、慧蔵からは近江八幡・八幡堀の西外れをかすめて「さざなみ街道」で訪れるのがベストですね。
| 固定リンク






コメント