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2008年5月26日 (月)

ヘムスロイド

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Dm  ヘムスロイド、、、うぅーんと思わず唸ってしまったのがこの言葉。
物知りとは言わないけれど、年相応のボキャブラリーはある積もりでいたけれど「ヘムスロイド」は初耳。
 ヘムスロイドとの出会いは、行きつけの日帰り温泉のフロントに置いてあったDMなんですが、DMにはこの言葉以外に「 ART GALLERY ヘムスロイド 2008」の説明があったので、そういった名前と関係のあるイベントが近々実施されるんだという大体の見当はついていたんですが。

 行ってきました「 ART GALLERY ヘムスロイド 2008」。
しかも5月24、25日の開催日、フル参加。
天候はあいにくの小雨模様でしたが、会場の「ことうヘムスロイド村」の緑はかえって輝きを増していたようです。
 さて問題のヘムスロイドとは、今、医療福祉面の充実度で日本国民を羨ませているスウェーデンの言葉。
 「Hantverk(ハントヴェルク)」が“手工芸”という意味。さらにそれをもう少し絞って刺繍や織物といった手芸品を「ヘムスロイド」と言うそうです(勿論又聞きです)。
 イベントは県内外から100人以上の工芸作家が参加し、陶器やガラス工芸作品の展示や販売が行われ、森の中はちょっとした芸術家村状態。
 冶金アートの方が起こす火だとかブース=テントの光景、足元の少しぬかるんだ土、時折聞こえる木笛、どちらかと言うとムーミン谷ですね。
 妻は古民家カフェ用のキャッシュ皿にと、ステンドグラス作家さんから木の葉がたのガラストレイを購入して満足げでした。
 ezouは密かに蛙ガーデンと名付けている古民家カフェの玄関裏の小さな庭に飾る陶製の置物(実際は一輪挿しなんですが)を購入。
こう言った作品は作者さんそのものが出るもの、沢山の作家さんが集まっている中で、自分のお気に入りを探せるのはかなりの贅沢。
 来年も楽しみにしています。
でも作家さん達、あんまり儲かっていない様子(笑)、あちこちで作家さん同士が楽しそうに交流されているので、このイベントそう言うものなかと思ってみたりしますが、これだけの規模ならもう少しメジャーになっていいような気がしました。
 少なくとも数ヶ月前に大阪在住だったezouにはまったくその存在を知らないイベントだったのですから。
 なので宣伝も兼ねて今回のエントリーは写真を多くアップしておきます。
楽しんで下さい。

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2008年5月 9日 (金)

新旧

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Dscn1527  ここ東近江ではゴールデンウィークに前後して、田圃に水が張られ、田植えの真っ最中。
 古民家カフェ慧蔵の改装工事も厨房中心にピッチがあがって来ています。

 所で、ezouが大阪での古民家カフェの参考にしていた 「煉」が5周年を向かえたそうです。
 「練」は、長堀鶴見緑地線の「松屋町」駅を下車して③番出口から地上に出て、右を見ると、すぐに階段のある坂道があり、その正面に見えて来ます。    「マッチャマチ駅から徒歩1分。」って奴ですね。
  あっ、マッチャマチとは地元の呼び方で地下鉄のアナウンスでは「まつやまち」です。
 大阪人の年輩者なら「マッチャマチのお人形、人形筋のマッチャマチ」というフレーズがしみ込んでいます。
  天王寺さんあたりから千日前の道具屋筋、谷町の人形筋へ、旧浪花商人エリアですな。
 ezouはこの「練」の建物は、大阪の地の建物だと思っていましたが、実はこれ、大正末期に神戸の舞子より現在の場所へ移築されたものなんだとか。

Dscn1522  解体された建物は船に積まれ、大阪湾から東横掘川を経て陸揚げされ当地に移築され、完成までに6年の歳月がかかったそうな。
 この「お屋敷」の2階にあるカフェでくつろがして戴いた時に、懐かしさと共に妙な「お洒落さ」を感じたものですが、建物にも今流行の「品格」というものがあるのかも知れませんね。
 古い建物は、単に建材が老朽化しているモノであるだけでなく、そこには人の記憶や物語が蓄積されているように思えます。
 ふすまをさらりと開けてにこやかに現れた着物姿のお嬢さんは曾お婆ちゃんの若い頃の姿かも。

 カフェは「装和きもの学院」とShopの混合された空間になっているんですが、カフェのガラス窓の外に広がっている景色も、ビルが建ち並ぶ今の松屋町と煉が持つ庭や垣根が混在していてこちらも不思議な感じがします。
 その他「練」にはチョコレート専門店や和雑貨販売店など蔵や別棟を利用して様々な商業施設が入っていて、それら総てが一世紀近い時の流れを蓄えた建物の中に調和している所が素敵です。
 大阪にお立ち寄りの時にはお勧めのスポットです。
大阪・・ヨシモトとハシモトだけの街ではありません。

Dscn1580  さてこちら東近江は市原野の古民家カフェですが、厨房作りの為に、一部解体が進んで、床下がむき出しになって見えるようになりました。
 昔の木造家屋の土台作りは、書籍だとかテレビ映像などで何度か見たことがありますが、それを実際に見るとかなり衝撃を覚えますね。
 強烈な土の匂いと、そこに半分埋まりながら長年太い柱を支え続けた数個の大石。
 要するに地面の上に、家と言う頑丈な箱がのっかっているだけなんですが、脆いのかと言うとこれが(竹の原理で)そうでもない。
 かと言って懐古趣味に囚われて「昔の建物は今の建物より頑丈だ」と言うつもりはありません。
Hi390044  改装に、入っていただいている工務店さんにレザー式水平器を見せて貰ったのですが、レザー光線を射出すると柱や床の傾きが一辺に判ってしまう。
 まるでSF映画のワンシーンみたいですが、こんな器具を使いこなして進む現在の建築技術が、過去の技術より劣る筈がないと思います。

 古民家を再生していく上での考え方は、「古さを値打ちを認め新しいモノを取り入れていく」その辺りのバランス感覚が大切になってくると思われます。

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